「星空の下のディスタンス」
第12回目
相模大野幹夫(SAGAMIOHNO Mikio)
前略 八洲美樹乃様

「近すぎる距離感」というのも考えものだという話を以前どこかでしたような気がするのですが、やはり関東中心でイベントに参加していると、否応なしにその距離感に取り込まれてしまうことがままあります。

だからというわけではありませんが、最近私は広島で活動しているとあるグループのサイトによく遊びに行っています(笑)。もちろん、それなりに魅かれるものがあるからというのが最大の理由だから・・・というつもりなんですが、本当は絶対に埋めようがない「物理的な距離感」を求めているからなのかも知れません。

なにせ相手が広島なもので、見に行こうにもなかなか行けない。チャットで話すことはあっても、後は写真や公開されている声で想像を膨らますのみ。東京にいれば、自分の見たいタレント達は何らかのイベントで見られるのに、それが出来ない「もどかしさ」。

「見たいのに見られない」という感覚は、ブラウン管の前でメジャー級の芸(能)人を眺めている感覚に非常に近い気がします。それは、久しく忘れていた自分の原点にある感覚ではないか、と。

タレントと気軽に話が出来る・話しかけられるという環境も、それはそれでとても楽しいのですが、やっぱり「もどかしい」気持ちも味わいたいわけで、我ながら我が儘だとは思いつつ日々イベントに馳せ参じている毎週末です。

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