「行方不明の1/43のガレージキットを探しながら」
第9回目
早野愛利佳(Arika HAYANO)
前略 吉田あきんど様

ようやく私の番が回ってきましたね。とはいえ、ちょっとは意見をまとめて欲しかったなとか思っていたりもします。前回もこんな展開だったような気がしますが、適当にまとめてみます。

結局「
chee'sはZeppでのライブ以降、目立った活動してくれなったので、そのときにたまたま行ったキラ☆メロに転んだ」ていうことでしょ?まぁその気持ちも分からなくないです。目立った活動をしてくれないアイドルに「オレはいつまでもついていくぜ」とか言っている人ほど、そのファンの期間は短いような気がします。そういう「モノの流れ」は早いですからね。

私もこのままの状況が続けば後追いのような形を取るか、もしくは真人間に戻るか(戻れるかという疑問はありますけど)の選択を迫られるかもしれません。

さて本題。アイドルとファンとの距離感って曖昧で微妙な関係だと思うんですよ。ファンはあくまでもファンであって、友達ではないし、まして恋人でもなれないって。たぶん友達にもなれないし、それ以上にもなれないでしょう。せいぜいお知り合い止まりが関の山じゃないでしょうか。

ここが盲点で、勘違いを引き起こさせるのではないか?と。「オレは○○ちゃんとツーカーの仲だぜ」とかいいう自意識過剰な心理が勘違いへと導くんじゃないかと。

アイドルとのファンとの距離の取り方に問題があると思っているわけです。「ファンはファンらしくあれ」じゃないですが、
押す時は押す、引くときは引くといった、当たり前のことができるかできないが、ファンとして迷惑じゃないか、迷惑なのかの境目にしか思えないのです。

ついこの間、某男性アイドルのファンという人とお話をする機会がありました。そのアイドルの周りには熱狂的なファンが取り巻いており、そのファンの心理の中に「私とつき合ってもらえる」と本気で考えているっていうお話でした。事実、そういうことはあったというのを見てきているから、希望があるんだという結論になるのですが、無名で売れていない頃ならそういうことはあるだろうと容易に想像できますが、それなりに売れて知名度も上がっている状況の中で、現実としてそんなことはありえるはずがないということが理解できない人が多いんだよっていうことらしいのです。

だからファンが暴走し、ジェラシーが他人を精神的に追い込むような行動に走らせるのかと、感心してしまったのですが、私から言わせれば「
現実を見ることができない夢想主義者」っていうことになります。

ここでも「距離感」がとれないからこそ、こういう「心理」が働くのかと。逆に言うと、この「心理」を利用して商売しているのが、アイドルという商売なのかもしれませんがね。

「距離感」って「引き際」なんでしょうけど。何事にも「引き際」が肝心ですから。次は「オレって一体何なの?」と嘆き(もしくは愚痴)をこぼしている洗石さんに譲りたいと思います。

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