「真中瞳の好きぼくろを見つつニヤニヤしながら・・・」
第7回目
折破疎香(Utoka ORUHA)
乗越ほりさん、こんにちは。
出会った頃は「若手」そのものだったあなたが、いまやこんなに「ご立派」になられるなんて・・・素直に喜んでいいのか、純粋な若者を悪の道に引きずり込んでしまったこの身を悔いるべきか、ちょっと複雑になったりもしています(笑)。

さて、巨匠(相模大野氏)、ノリック(勝手に今、乗越さんのニックネームとして命名)のおふたりとも挙げているテーマに、
「距離感」があります。実は私もこれについて、ずっと前からひっかかるものを持っていました。

この疑問を抱き始めた当初は、「自分は、アイドルと親しくしているファンに対して、うらやましいと感じているのだろう」と自分自身に答えていました。確かにそういう面はあったし、今でもわずかではありますが残っています。でも、単純にそうと言い切れないものもあって、それは何なのかと聞かれたら、おそらく「一線」なのではないでしょうか。
「生と死を分ける一線」「越えてはいけない一線を越えてしまった」などという場合の「一線」です。

唐突ですが、プロレスにたとえさせていただきます。「とことん憎しみ合っているどうしが、どんな凶器を使ってもいいデスマッチで決着をつけることになった」という状況があるとしましょう。

「どんな」というからには、何を使ってもいいわけです。銃刀法があるのでそれに触れるから使わない、という理屈も成立しますが、この「どんな」という言葉の世界には、「ピストル」も「ナイフ」も存在していません。なぜか。「そんなものを使ったら、いくらレスラーでも死んでしまうから」です。

「最初から殺害を目的とする争いは、プロレスという範疇から逸脱している」からです。つまり、「一線を越えている」ということ。

私にとってのアイドルは、「一線を越えたとたんに消えうせる魅力、を持った人たち」。
作品やイベントという形で接したときのみ心から楽しむことのできる対象、です。そう、新堀和男さんの着ているレッドのヒーローが好きなのであって、コスチュームを脱いだ新堀さん(釜本似)がどうこう、ということではないのです(笑)。

・・・でも据え膳はいただく方針で(笑)。

Copyright (C) 1999,2000. CXCO-NET Project All Rights Reserved.