「この企画を始めるにあたり」
第0回目
編集担当 洗石あまり(Amari ARAISHI)
みなさん初めまして。私がこの企画を立案した洗石あまりと申します。
いきなり見ず知らずの人間が出てきて驚きかと思いますが、私のカンタンな自己紹介をしながら、この企画の説明をしたいと思います。私はこのサイトの運営管理者、もしくはchees.net Projectsの管理者の早野氏の古い友人です。俗言う
「共に同じ釜の飯を食った仲間」ってやつです。

そんな私と早野氏との間には、ここ数年の間交流はありませんでした。まぁ言ってしまえば「冬の時代」の到来と共に進むべき道が違ってきたので、顔を合わせることもなくなりました。それが運命のいたずらとは怖いもので、某お台場のライブ会場に入るための列に並んでいたときに、再会してしまったのです。そのときのお互いのキモチは「こんなところでこんな奴と再会するとは....」という、どちらというと後悔という言葉が似合うシチュエーションでした。

と、いうしょーもない再会を果たし、あとは昔のようにCXの戦略と判りつつも、自ら率先してメビウスの輪に飛び込んでいました。結局のところ、昔取った杵柄、経験がものをいう職人みたいな世界が好きなのかもしれません。そんな時「卒業コンサート」の発表で、私は枕を濡らす日々が続いていた頃(誇大広告風)、ここの壮大な企画を早野氏から聞きました。面白いことをやるなぁと感心していましたが、心の中では一メンバーとして参加したかったというキモチの方が強かったのが事実でした。

ここのコラムを読んで、昔読者だった
「にがおマガジン」コラムを思い出しました。そのコラムは読み応えのある文章をリレー形式で複数の人で「会話」するというものでした。タイトルは「書簡バトルもどき」。人によって濃い内容を書く人もいれば、判りやすく書く人もいる、話が飛んでいるように見えて実はちゃんと繋がっている、それでいて読み応えもあるものでした。

「同じ様なものをここでも出来れば....」と思い、早速早野氏に協力を打診。自分の企画を詰めるところから入り、ライターを集めること同時進行で進めました。早野氏の協力の元「にがおマガジン」の時のライターであった、
吉田あきんど氏(YOSHIDA Akindo)、折破疎香氏(ORUHA Utoka)、オリ通寄稿氏の相模大野幹夫氏(SAGAMIOHNO Mikio)、私の知り合いである乗越ほり氏(NORIKOSHI Hori)、八洲美樹乃氏(YASHIMA Mikino)の5人が集まりました。

この5人がそれぞれの立場で、決まったお題について「会話」をして貰います。最初の人が次の人へ「お手紙」を書き、次の人が話題を展開させながら「読み物」にしていくという作業が待っています。正直な話、どういう風になるか判りません。まさに
「筋書きのないドラマ」みたいなものです。「文章」というのが「生き物」ということが感じられると思います。

昨今、掲示板・チャットと「文章」を書く機会は増えているはずなのに、「表現力」は乏しいような気がします。「会話」では問題ないのに、いざ「メール」となると「文章」に慣れていないせいかのか、誤解を招いていた人もいるかもしれません。そんな人たちへの「文章」というものはこういうものなんだ、という
「反面教師」で書いていただくことにします(笑)。

そんな彼ら達へのお題は

『完成度の高さを競い合う昨今の音楽・芸能ビジネスとは
 対極に位置するところの同時進行型集団プロジェクト』


について、思う存分書いていただきたいと思います。そんなわけで乞うご期待!


早野愛利佳氏のコメント:
「あんなところでの再会はするとは....」というような再会。出会わなければ間違いなく真っ当な人生送れたと思うんだよね。そんな友人が「こういうことをやりたいんだ」と思ったときには「あなたも結構好きなのね」と感じた。まぁどういう風になるかはちょっと楽しみだし。私もかつては「にがおマガジン」のライターだったので、興味はあるのよねぇ。でも今回は私は参加を見送りました。何故って?ここでこんなことやっている時間があるなら、自分のサイトをどーにかしろって感じでしょ(笑)。

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